六曜の中で仏滅に次いで避けられがちなのが「赤口(しゃっこう)」です。「赤」の字から火や血が連想され、火や刃物の扱いに注意が必要とされる、少し変わった性質を持つ日です。この記事では、赤口の意味と読み方、時間帯による吉凶、結婚式や入籍との相性を解説します。

目次
  1. 赤口とは
  2. 赤口は何時が吉?
  3. 赤口にやると良いとされていること
  4. 赤口にやってはいけないとされていること
  5. 凶日と重なったら?
  6. まとめ

赤口とは

赤口(しゃっこう、または「じゃっこう」)は、六曜(ろくよう)と呼ばれる暦注のひとつです。六曜は先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類が繰り返し巡ってくる日の吉凶ラベルで、赤口は陰陽道における鬼神(赤舌神)が支配するとされる日で、仏滅に次いで避けられやすい凶日とされています。

六曜の由来や6種類の並びについては六曜の意味と順番の記事で詳しく解説しています。

赤口は何時が吉?

赤口にも吉となる時間帯があり、正午をはさんだわずかな時間だけ縁起が良いとされています。

時間帯 吉凶
午前11時ごろ〜午後1時ごろ
それ以外の時間帯

鬼神が休むとされる「午(うま)の刻」だけが吉になる、という考え方です。1日のほとんどが凶とされるのは、六曜の中でも赤口と仏滅くらいのものです。

赤口にやると良いとされていること

正午前後の吉の時間帯であれば、通常通りの用事をこなしても問題ないとされています。

  • お参り・お墓参り — 静かに行う祈りごとは、赤口でも問題ないとされることが多い
  • 葬儀・法要などの弔事 — 赤口はもともと「祝いごとに不向き」な日なので、弔事とはむしろ相性が悪くないとされる

赤口にやってはいけないとされていること

赤口の最大の特徴は、火や刃物に関わることへの注意です。

  • 結婚式・入籍などの祝いごと — お祝いごと全般に不向きとされる、赤口でもっとも避けられる代表格
  • 火を使う行事 — 「赤」の字が火を連想させることから、キャンドルサービスなど火を扱う場面は避けたほうが良いとされる
  • 刃物を使う行事 — ウェディングケーキの入刀など刃物を使う場面も同様に避けたほうが良いとされる
  • 引っ越し・地鎮祭・契約ごと — 新しい物事を始める場面全般が不向きとされる

これらはいずれも、正午前後の吉の時間帯であれば行っても問題ないとする考え方もありますが、赤口自体を避けて日取りを組む人が多いのが実情です。

凶日と重なったら?

赤口も他の六曜と同じく、不成就日など他の凶日と重なることがあります。この場合の解釈は流派によって分かれ、特定の解釈を断定できるものではありません。当サイトでは吉日カレンダーに六曜・不成就日をあわせて表示し、判断材料をそのまま提供する方針をとっています。

まとめ

赤口は「鬼神が支配する日」とされる六曜のひとつで、正午前後のわずかな時間だけ吉、それ以外は凶とされる、仏滅に次いで避けられやすい日です。「赤」の字から火や刃物の扱いに注意が必要とされ、結婚式や入籍などのお祝いごとは特に不向きとされます。一方で葬儀や法要といった弔事とは相性が悪くないとされ、祝いごとと弔事で扱いが変わる珍しい六曜でもあります。今月の赤口がいつかは吉日カレンダーで確認できます。