財布の使い始めに良いとされる吉日は、一粒万倍日・天赦日・寅の日・巳の日と複数あります。ただ、すべてが同じ日に重なることは稀で、「今週は一粒万倍日だけど、来週は天赦日……どっちで財布を使い始めればいいの?」と迷う人は少なくありません。この記事では、4つの吉日の違いと、重ならなかったときの優先順位の考え方を整理します。
そもそも、なぜ複数の吉日があるのか
一粒万倍日・寅の日・巳の日は「選日(せんじつ)」と呼ばれる、日の干支の組み合わせで決まる暦注です。天赦日も同様に選日の一種ですが、季節と干支の組み合わせで決まる、より希少な吉日です。由来がそれぞれ異なるため、意味も少しずつ違います。
- 一粒万倍日 — 「一粒の籾が万倍に実る」。小さく始めたことが大きく育つ日
- 天赦日 — 「天がすべての罪を赦す日」。暦の上で最上の吉日
- 寅の日 — 「虎は千里を行って千里を帰る」。出て行ったお金が戻ってくる日
- 巳の日・己巳の日 — 蛇が弁財天の使いとされることに由来。金運の日
優先順位で考えるなら
「どれが一番偉いか」という優劣の言い伝えがあるわけではありませんが、一般的には希少性の高いものほど優先される傾向があります。
| 優先度 | 吉日 | 頻度の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 天赦日 | 年5〜6回 |
| 2 | 一粒万倍日 | 月4〜7回 |
| 3 | 己巳の日 | 60日に1回 |
| 4 | 寅の日・巳の日 | 12日に1回 |
天赦日は年に数回しかない一方、寅の日・巳の日は12日に1回と頻度が高いため、「巡ってくる回数が少ないほど貴重」という考え方に沿うと、この順序になります。ただし、これは絶対的なルールではなく、複数の吉日の意味を見比べて「今の自分の願いに近いものを選ぶ」という考え方もできます。
意味の違いで選ぶという方法
頻度だけでなく、願いの内容に合わせて選ぶのもひとつの方法です。
- お金を「増やしたい」「大きく育てたい」なら → 一粒万倍日
- とにかく新しいスタートを切りたいなら → 天赦日
- 「使ったお金が戻ってくるように」という循環を願うなら → 寅の日
- 金運そのもののご縁を願うなら → 巳の日
たとえば、「浪費グセを直したい」なら寅の日、「収入を増やしたい」なら一粒万倍日、というように、意味に合わせて選ぶと納得感が生まれやすいという声もあります。
重なる日が最強、という考え方も
優先順位を付けるよりも、複数の吉日が重なる日を待つという選び方もあります。2026年は3月5日(天赦日・一粒万倍日・寅の日・大安が重なる日)のような、複数の吉日がそろう日取りがあります。詳しくは最強開運日の記事で解説しています。
急がず、重なる日を待てる余裕があるなら、この方法が最も縁起を担げる選び方と言えます。
結局、どれを選んでも問題ない
これらはすべて言い伝えであり、金運の効果を保証するものではありません。優先順位に迷うこと自体は自然なことですが、「どれを選んでも間違いではない」というのが前提にあります。都合の良い日に、自分が意味を感じられる吉日を選べば十分です。
財布の使い始め全般の考え方(寝かせ方・金額の目安・時間帯など)は財布の使い始めに良い日の記事にまとめています。
まとめ
財布の吉日が重ならないときは、天赦日→一粒万倍日→己巳の日→寅の日・巳の日、という頻度に基づく優先順位で考えるか、願いの内容に合わせて選ぶ方法があります。焦らず重なる日を待つのも一つの手です。吉日カレンダーで候補日を確認しながら、自分が納得できる日取りを選んでください。


