「せっかく大安を選んだのに、不成就日と重なっている」「三隣亡も気になる」——引っ越しの日取りを決めるとき、複数の暦注を見比べて迷ってしまうことがあります。この記事では、大安と他の暦注が重なったときにどう考えればいいか、実際の重なり日とあわせて整理します。

目次
  1. なぜ吉日と凶日が重なるのか
  2. 大安×不成就日が重なる日(2026年)
  3. 大安×寅の日が重なる日(2026年)
  4. 三隣亡について
  5. 重なったときの考え方
  6. まとめ

なぜ吉日と凶日が重なるのか

六曜(大安・仏滅など)と、不成就日・三隣亡のような選日・雑節は、まったく別の仕組みで決まる暦注です。六曜は日付から機械的に6日周期で巡り、不成就日は独自の周期、三隣亡は月と日の組み合わせで決まります。仕組みが違う以上、大安の日に不成就日や三隣亡が重なることは普通に起こります。「どちらか一方だけを信じればいい」という単純な話ではなく、両方とも独立した言い伝えとして存在している、という前提を押さえておくと気持ちが楽になります。

大安×不成就日が重なる日(2026年)

不成就日は「何事も成就しない」とされる選日です。2026年に大安と不成就日が重なる日は、1月24日(土)・2月27日(金)・3月28日(土)・4月25日(土)などです(当サイトの算出基準による)。詳しい仕組みは不成就日の記事で解説しています。

大安×寅の日が重なる日(2026年)

寅の日は「出て行ったものが戻ってくる」とされる金運の吉日です。大安と同時に巡ってくる日は、2026年は3月5日(木)・3月17日(火)・6月21日(日)などがあります(当サイトの算出基準による)。寅の日自体は凶日ではないため、大安との重なりは基本的にプラスに解釈されます。詳しくは寅の日の記事をどうぞ。

三隣亡について

三隣亡(さんりんぼう)は、建築関係で「近隣三軒を滅ぼす」とされてきた凶日で、建築・引っ越しを避ける習慣が一部の地域に残っています。ただし、三隣亡は暦の流派によって算出方法に諸説あり、当サイトのエンジンでは検証可能な形での日付算出をまだ実装していません。気になる方は、地域の暦や神社などで確認することをおすすめします。

重なったときの考え方

吉日と凶日が同じ日に重なったときの明確な優劣ルールがあるわけではありませんが、一般的には次のような考え方が参考になります。

  • 六曜(大安)は「万事に吉」という日単位の総合的な運気、不成就日は「新しく始めることには不向き」という限定的な性質、と分けて考える
  • 不成就日を過度に気にしない人も多く、実際に「気にしない」という声もよく聞かれます
  • どうしても気になる場合は、契約日・搬入日・入居日のうち、自分が一番大事にしたい節目だけを重ならない日にずらす、という部分的な対応もできます

まとめ

大安と不成就日・寅の日が重なることは、六曜と選日の仕組みが違う以上、普通に起こります。三隣亡は当サイトでは日付を算出していないため、気になる場合は別途確認してください。吉日と凶日、どちらを優先するかに正解はなく、自分がどこまで気にするかで判断して問題ありません。引っ越し全般の日取りの考え方は引っ越しに縁起のいい日の記事にまとめています。